マー君、肉体改造で変身始動

　マー君もダルに対抗？　楽天・田中将大投手（２２）が７日、Ｋスタ宮城で本格始動。スリムボディーでプロ５年目のけが撲滅を宣言した。敬愛する日本ハム・ダルビッシュ有投手（２４）が増量で肉体強化を図っているのとは対照的に、年末年始に徹底したダイエットを敢行。正月太りと無縁の絞った体で、キレのある動きを披露した。軽量化でけがをなくし、フル稼働で優勝へ導く。


　年末年始の慌ただしさも落ち着いたこの時期、だれもが気になるのが正月太り。だがこの日のＫスタ宮城には、ほっそりスッキリした田中の顔があった。

　「今年は体重の管理もしたいんです。今はシーズン中より少なめ。体を絞って（キャンプに）入ろうと思ってます」

　公称１メートル８８、９３キロの堂々たる体格を誇るマー君。だが正月休みは、母親の力を借りた食事で、「９０キロちょいです」というスッキリダイエットに成功した。

　「カロリーや量に気をつけてます。お母さんに作ってもらったけど、これはよし、これはやめようと考えて食べてるんです」

　田中が慕う日本ハム・ダルビッシュは、体を大きくして強いボールを投げようと計画。食事増量＆ウエートトレで１００キロ超えを達成した。

　だが田中は「ダルさんが増やして試そうとしていることを、ボクは絞ってどうなるか、ということなんです」と、まさに真逆の調整に取り組んでいる。

　目的は、５年目の飛躍のためだ。プロ４年で通算４６勝をマークしているが、昨季は右足首、右太もも、右大胸筋と故障が連発。「１年目以外は（ローテに）穴をあけている。今年は１年通して投げることが目標」。けがをしない体作りのための減量だ。

　Ｋスタ宮城での本格始動となったこの日は、６年目の片山を相手にキャッチボール、遠投など約１時間半、精力的に汗を流した。「今月末にはブルペンにも入りたい」。マー君が、全開モードで２０１１年のスタートを切った。




[サンケイスポーツニュース]より



　選手によってそれぞれでしょうが、ダイエットして身体のキレを重視する選手、増量してパワーを付ける選手など、肉体の改善はいろいろですね。結果がどうなるかはシーズンが始まってみないとわかりませんし、下手をするとシーズンを棒に振ることもあるでしょう。今の時期から開幕までにいかに身体を作るかが大切ですね。



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