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ボクシング 女性燃える 

 女性がボクシングジムのトレーニングを通し、ダイエットや健康維持に取り組む機会が広がっている。来年のロンドン五輪で初めて女子ボクシングが競技種目となる。強化選手にお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代さん(32)が選ばれたことも後押しし“男のスポーツ”の印象だけではなく、女性も幅広い目的で取り組める運動として県内でも関心が高まりつつある。
 九州地区のプロボクシングジムを傘下に置く「西部日本ボクシング協会」所属の県内のボクシングジムは6カ所。うち「島袋ボクシングジム」(沖縄市)、「平仲ボクシングスクール」(豊見城市)、「琉球ボクシングジム」(宜野湾市)、「ボクシングクラブナカザト」(宜野湾市)の4カ所は競技から健康維持まで、幅広い目的に合わせた練習メニューを助言し、女性でも通える。
 「平仲ボクシングスクール」は会員146人のうち女性会員は幼稚園児から60代まで17人。子どもから大人まで、年齢や体力、目的に応じたメニューをトレーナーが考える。ストレッチ、縄跳び、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどを3分間単位で各自のペースでこなす。
 1995年のジム設立時から女性はいたが、当初は競技として本格的に取り組む会員が大半だったという。だが健康志向の高まりもあり、目的も多様化している。
 5月中旬から通う50代の女性=豊見城市=は「入った目的はダイエット。しずちゃんがボクシングをやっているのを見て、女性でもできるんだと思った。でも周囲にはあまりジムに通っていることを言っていない。汗が出て、新陳代謝しやすい」と強調。試合や競技には興味はないが「美しくやせたい」とにっこり。
 2年前から通い始めた60代の女性=同市=は「散歩コースにあったので、試しに見学し体験させてもらったのが始めたきっかけ。女性ものめり込める奥深いスポーツ。試合で相手との駆け引きができるようになりたい」と意欲的だ。
 体力維持が目的というブラウン華世さん(40)=沖縄市=は「ストレス発散にもなる」と語る。同ジム所属で県内で数少ない女子のプロ選手・平安山裕子さん(24)も「最初はダイエットをしたくてジムに入った」のがきっかけ。
 元WBA世界J・ウエルター級王者でジムを経営する平仲信明さん(47)は「家庭でのストレス発散にもなる。半年で十数キロ減量した人もいる。きれいに生き生きし、足腰がしっかりする。年を重ねても病院にも行かないで済むようになる」とより気軽に参加してみることを提案した。



[琉球新報ニュース]より


 試合となれば尻込みしてしまいそうなボクシングですが、過酷な練習とそれに見合ったダイエット効果を考えると、女性にも人気になるのも当然と言えそうです。また、ジム側も女性を取り込むことによって、経営も効率化しそうですし、一石二鳥でしょうね。
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